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キズ・凹みの板金修理事例（トヨタ・ヴェルファイア　たつの市）

2019年08月10日 |
鈑金塗装修理 |

【仕上がり重視です。大事な愛車はお任せください】

▼　修理前

たつの市からトヨタ・ヴェルファイアの板金修理のご依頼です。
まだ新しいのですが、事故でフロントドアが開かなくなった状態での入庫になりました。

当店はお客様のご要望に沿った修理方法をご提案しています。
自損事故の方も、是非一度当店にお気軽にお問い合わせください<m(__)m>
ご期待に沿えるよう丁寧にお車修理致します!!

【修理内容】
右フロントフェンダー・・・・・・・・・・・・新品交換
右フロントドア・・・・・・・・・・・・・・・新品交換
右リアドア・・・・・・・・・・・・・・・・・新品交換

▼　フロントフェンダーからリアドアにかけてのダメージが凄いです。
特にフロントドアの取り付け部分への衝撃が強く内側のピラーまで影響があると思われます。
今回は損傷を負ったフェンダー、フロントドア、リアドアにつては、新しいパネルと交換することとなりました。

▼　リアドア後部まで押された状態で凹みが発生、リアドアも交換を余儀なくされました。

▼　フロントピラー（ドア取り付けの柱部分）への衝撃が大きく、損傷が激しかったので、凹んだ部分を引きだして修正します。
凹んだ箇所にワッシャーなどをスタッド溶接で溶接して専用の引き出し治具で引きだして修正します。
その際には引っ張り過ぎないように慎重に元の位置に戻していきます。

ピラーの位置がしっかり元の状態に戻っていないとドア取り付け時に不具合が発生しますので、そこは慎重、かつ丁寧に作業を行います。

▼　修正が完了したら引き出し部分をサンダーで均して、その後にパテを盛り付けて平滑に仕上げます。
パテは時間が経てば自然に乾燥しますが、時間短縮のために赤外線ヒーターなどで強制乾燥して、時間短縮を図ります。

▼　新しいパーツ（フェンダー、フロントドア、リアドア）が入庫したので、取り合いを確認をしながらボディに建付けを確認し調整しながら、取り付けて行きます。

塗装工程の写真を撮り忘れてしまったので工程の説明をしますね！

新品のパネルは非常に高い防錆力を持つ電着塗装が施された状態で供給されます（ほとんどの場合黒い塗装膜）
なので、現車の色に合わせた塗装が施されます。

塗装は専用のブース（密閉された部屋）で行い、ホコリなどの付着を防止します。

塗装にあたっては塗料が塗装面以外に付着しないように塗装箇所以外は全て専用のビニールシートでマスキングを行ってから行います。

塗装はまず、下地処理のためのサフェーサを塗布するところから始めます。
サフェーサには防水・防錆の効果があり塗料を長持ちさせます。

サフェーサが乾燥したら水研きによる（足付け）をします。

その後に、現車の色に合わせて塗装を行っていきます。
塗装は当社のベテランの塗装職人により色合わせを行っていきます。
その際には車のカラーコードから調合を調べて調色を行って最も現車の色に近い色をベースカラーとして決めていきます。
ベースカラーは数回に分けて専用のスプレーガンで塗布していきます。
その後トップコートとして、透明なクリア塗装をします。

クリア塗装を行う事で紫外線による塗料の劣化や対候性を増すことが出来ます。