【工場内での思わぬ事故で・・・】

たつの市よりサクシードの凹み・傷の板金修理のご依頼です！
工場内で停めていた車の横のコンパネが倒れ、気ずくと遅かったそうです。
大きなコンパネだったので車の右後部分は大きく凹んでいます。
避けようがない事故だったと、お客様もかなりショックのご様子でした(+_+)
今回は右リアドアとリアバンパーの凹みキズは板金修理で、クオーターパネルは新品交換しました。

作業開始前に、リアバンパーと左テールライト、リアシート、室内のトリム類を全て外します。
溶接作業があるので、焦がさない様にする為です。クオーターパネルは新品交換します。

新品のクオーターパネルをカットし、溶接して、取付けます。
溶接部分はパテを付けて、平らに均し、修理していきます。
右リアドアは専用の工具で板金し、パテを塗布し細かい凹凸を平らに均します。

リアバンパーの擦りキズの部分は広めに丁寧に塗装を削ります。
こちらも細かい凹凸を埋めるためパテを塗ります。
パテが乾燥したら、表面が滑らかになるように削り、形成します。

次にサフェーサーを塗布して下処理をおこないます。
目的は、
1.目の粗いパテの上に、直接上塗り塗装をすると、吸い込みがあるので、パテの跡が出てしまうのを防ぐため。
2.パテ整形時についた粗いサンドペーパーのキズを埋めるため
3.防水・防錆の効果があります

サフェーサーが乾いたら、研磨し、上塗り塗装の準備に入ります。
塗装する面を清掃し、非常に細かいキズを付け塗装の食い付をよくする「足付け」や「脱脂」「マスキング」の後、「色あわせ」をし、上塗りに入ります。
上塗り塗装時にはホコリ等が付かないよう、塗装用のブース内で塗装します。

塗装ブースへ移動し、上塗り塗装の準備をします。
塗装しない所をマスキングをし、調色した色をサフェーサーの所に吹き付けていき、塗装します。

最後にクリアーを吹き付けて終了です。

上塗り塗装の乾燥硬化後、コンパウンドで磨き、非常に目の細かいサンドペーパーのキズを消していきます。
取り外した部品を取付け完成です！

きれいに仕上がりました！洗車と清掃を済ませお引渡しです(^.^)

本日はご入庫頂き誠にありがとうございました(^.^)
車検や車の整備（タイヤ交換）なども行っていますので、また何かありましたらお気軽にご来店下さいね～

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